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公民館じょいんとプロジェクト
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草ヶ江公民館では、3回シリーズで、カメラ撮影の基本を学ぶプログラムを行いました。(プログラムの詳細のリンク
共働先となった団体は、ママとこどものアートじかんプロジェクト。(公式サイトへのリンク
同公民館では、これまでも子育て中のママ達を対象とした創作活動やエクササイズ等のプログラムを積極的に実施されてきましたが、参加者のすそ野を広げたいという願いがあり、団体の提案により、カメラを用いた活動に初チャレンジすることとなりました。

以下は最終回となった3回目のレポートです。

③10/22(水)10 時~12 時 <フィールドワーク>わたしの街を撮る

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草ヶ江校区のプログラム「ママは一眼レフカメラ部!」、最終回・3回目は「<フィールドワーク>わたしの街を撮る」と題し、座学とワークショップを実施しました。今回の講師は、albus(アルバス)のオーナー・酒井咲帆さん。コーディネートいただいているNPO「ママとこどものアートじかんプロジェクト」の徳田さんの進行でスタートしました。

本日は、4班に分かれて、公民館の外に出かけて、地域のスポットを取材する活動が主であるため、カメラの撮り方はもとより、取材の仕方のポイントについて講義いただきました。「お話をしていただいている相手の方の心がどこにあるか、しっかりお顔を見て聞きながら探ってくださいね。」というメッセージが印象的でした。

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本日の取材先。
ピンク色のマーク箇所の、上から順に、

  • 閑静な住宅地の中にあるカフェ「黒文字」(地図:①の近く)
  • 地域密着型スーパー「エルロク」(地図:21)
  • 障害者福祉施設「ひまわりパーク」(地図:「六本松2丁目」の近く)
  • 国内外の宿泊客も受け入れるカフェ兼バー兼宿泊所「木香庵」(地図:「九州大学跡地」の近く)

4カ所それぞれに分かれてのフィールドワークです。

 

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公民館館長も同行するとのことで、訪問先のあらましについての説明がありました。

 

ここからは、スーパー「エルロク」取材班の活動をレポートします!


館長が事前に依頼をしてくださっていたお陰で、エルロクの事務局長さんが、お忙しい中、店舗内で1時間ほど同行くださいました。

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例えば、魚売場。隣接するバックヤードでは、ベテランから若手に至るまでの複数の板前職人さんがいます。
【さばく→パック詰め→店頭に出す】という一連の作業を、通常のスーパーのごとく分業化しているかと思いきや、職人自らが、さばいた魚についての一連の工程を、それぞれが責任を持って対応する方式にされているそうです。

 

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店頭では、女性が待機していて、お客さんからの”3枚におろして”等のリクエストに応えたり、調理方法を教えたりしているそうです。
「鮮魚コーナーは夕方前にはほぼ売り切れてしまうほど、人気なんですよ〜!」と、この取材班メンバーの、エルロクご常連の方が教えてくださいました。

 

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大手のスーパーとは一線を画した、素材や製法そして人材育成とお客さんとのコミュニケーションにこだわった経営姿勢を伺えるお話でした。

 

1時間ほどのフィールドワークを経て、4つの取材班それぞれに、続々と公民館に戻ってきました。
ここからは、撮影した写真も交えながらの取材報告プレゼンタイムへ。トップバッターは、カフェ「黒文字」取材班。

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ほぼ、事前練習なしのプレゼンでしたが、他の班も含め、皆さん本当に明快かつ堂々と説明されていたのが大変印象的でした!

 

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左はスーパー「エルロク」取材班、右は「ひまわりパーク」取材班。
後者「ひまわりパーク」取材班については、プレゼンターの方が、「障害者の方が自ら描いたイラスト等をいかした商品開発を施設側が行い、それを販売することで、障害についての啓発と自立支援につなげんとチャレンジをされているということを初めて知り、とても驚きました。」とお話されていました。

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最後は、スペース「木香庵」取材班。和風建築を生かした空間で、つかの間ながら、日常を忘れさせるようなすてきな時間を過ごしてこられた様子がよく伝わり、「いつかぜひ泊まりに行きたい!」との声も聴かれました。

 

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ひとまず、今回で3回シリーズは完結ですが、以降は、まちのスポットに自ら撮った写真を出展する活動を皆で行うプログラムが待っています。
そこで、今後の段取りについて、酒井さんとNPOの原田さんからご説明がありました。
ひとまず、来月には皆さんでミーティングを行い、また、写真の現像を酒井さんの写真館でやってくださるとのことで、各自で期日に持ち込んでお願いをすることとなりました。

 

今回は、普段なかなか会えない人や見れないシーンを、ファインダー越しにたくさん見ることができました。”地域の思わぬ一面を知った”という嬉しい声も聴かれました。
転勤族の方も少なからずおられるようですが、少しでもまちに愛着を感じていただいたり、顔見知りになっていただければと願いつつ、ひとまず終了しました。

写真展については、詳細が決まり次第、このサイトでもご案内しますので、乞うご期待!!