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公民館じょいんとプロジェクト
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小笹公民館では、3回シリーズで、”じぶんミガキ”を希望される女性を対象に、パソコンの基礎を楽しく学べる講座を実施することになりました。(プログラムの詳細のリンク
共働先となった団体は、子育てしながら自分らしく働きたいママの応援団として活動中の特定非営利活動法人ママワーク研究所。(公式サイトへのリンク
1回目と2回目は、カード作りやチラシ作りの実践編、3回目は学んだことの振り返りと、ご活躍の先輩たちによるディータイム&トークショーで、元気と勇気をたっぷりといただける盛りだくさんな内容です。

以下は3回目のレポートです。

③10/29(水)10時~12時「スマイル交流会☆」

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今回は、これまでの講義形式から、参加者間で対話ができる形式に変え、学んだことのふりかえりとともに、ご活躍の先輩(女性)たちによる、元気と勇気をたっぷりいただけるティータイム&トークショーを楽しみました。

まずは、各グループに分かれて、前回までで参加者の皆さんが自ら作ったクリスマスカードや、エクセル形式の収支報告書を持ち寄り、
「カードの点線の部分がなかなか出せなくて苦労しました!」
「エクセルのセルを動かすことを丁寧に教えてもらえて、やれるようになりました。」
と、パソコン操作の技術的な話から始まりました。

徐々に盛り上がるうちに、参加者同士の自己紹介や講座のきっかけといった話題が出てきて、
「子どもが生まれて、今回初めて託児に預けることに挑戦しようと思ったんですよ。」
「パソコンはインターネットしか使ったことがなく、ワードもエクセルも初めてで、パソコンが出来たら、次の仕事も見つけやすいかなと思いました。」
「仕事を辞めて、新たな仕事を自分でしようと思っていて、名刺を作りたかったんです。」 
といった声が聴かれました。

 

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意見交換の時間が終わると、次は、各グループからお一人ずつ、作品と、作品に対するグループ内の感想についての報告がなされました。

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結婚・出産前にお仕事の経験をしていた方も多いからか、発表の際も、皆さん臆することなく発言されていたのが印象的でした。

 

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その後、今回の共働NPOである特定非営利活動法人ママワーク研究所の田中理事長が、ご自身の出産を機に退職されてから、「子育てだけではないプラスアルファの仕事をママたちに…」との願いを込めて同法人の設立に至るまでを、ご自身の実体験も踏まえてお話されました。

以前、ママ友とPTA活動等でバーベキューをした時、役割分担・日程調整・会場のセッティング・調理の下準備、そして参加者集めと綿密なスケジューリングがみるみる出来る手際の良さに圧倒されたそうです。

そして、「この段取力・調整力・広報力は、即戦力として、企業でも求められるはず!もったいない!」と痛感し、その思いは、今もなお、ママワーク研究所の活動の原動力でもあるそうです。

参加者の皆さんは、時には笑顔で、時には真剣な表情で、田中さんのお話に聞き入っていました。

 

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田中さんからのお話に引き続き、同じくママワーク研究所の理事・中山さんが、同団体で実施中のプログラム「ママのごほうびサロン」のショートバージョンとして、子どもからお母さんへの感謝の気持ちを綴った絵本の読み聞かせをされました。

「子どもたちがお母さんに一番求めているものは、笑顔のお母さんです。仕事と育児の両立で子どもを急かしたり、待たせたりするかもしれません。でも、謝るのではなく、ありがとう、と声をかけてください。子どもは、お母さんに感謝をされると、お母さんの役に立てた!と自分を誇りに思いますから…。」と、お母さんたちに優しいエールを送ってくれました。

 

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最後は、公民館主事より、小笹公民館の紹介とご挨拶がなされ、計3回にわたる「じぶんミガキ講座」が終了しました。

 

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今回も、子どもたちは、託児のお部屋で、おりこうさんにママ達を待っていました!ママ達も、「終わったよ〜、ありがとうね〜!」という、やさしい声をかけていました。

女性の活躍が期待される昨今、地域に身近な場所で、就業のみならず地域活動や市民活動でも共通して役立つノウハウが得られる場を設けることは、当事者にとっても地域・社会にとっても、意義深いことですね。