【報告】官兵衛と忍者ごっこ in 舞鶴 当日(2/7)
舞鶴公民館 官兵衛と忍者ごっこ!in舞鶴 , 報告 , 舞鶴公民館
2015/02/07
舞鶴公民館では、「官兵衛と忍者ごっこ in 舞鶴」と銘打った、子ども向けの野外活動を行いました。(プログラムの詳細のリンク)
共働先となった団体は、インプロ集団MOSAïQUES(以下、「モザイクス」と記します)。(公式サイトへのリンク)
同公民館では、小学校4校区の統合により新たなスタートを切ったばかりで、新設の小・中学校校舎に併設されていることから、「公民館を舞鶴校区の子どもたちにより身近に感じてもらえるようなプログラムを」という願いがありました。そこで、校区に隣接している福岡城址を活かし、「忍者ごっこ」をする構想が浮かび、得意とする演劇グループのサポートで、演劇の手法を用いながら子どもたちを忍者の世界へいざない、町並みを活かしながら、日ごろ出来ないような体験を提供することとなりました。
2/1の現地下見などの準備を経て、いよいよ本番を迎えました!
2/7(土)13時~16時「官兵衛と忍者ごっこ in 舞鶴」
いよいよ当日を迎えました。午後、子どもたちが集合する前に、モザイクスのメンバーの皆さんとスタッフで、最終確認と下準備を行いました。写真は打合せの様子。風呂敷を用いた頭巾のかぶり方も習いました。
小道具や衣装などの準備物も多いのですが、モザイクスの皆さんのおかげで、準備万端です。公民館の方々も、忍者用のコスチュームに「わー、すごいー!」と歓声を上げておられました。
現地集合を原則としていますが、現地に保護者が送迎できない子どもたちもいるため、13時前に公民館に集合するように案内していたところ、結構な人数の子ども達が集結。忍者になりきった大人たちを見て、驚いたり笑ったりしていました。
さて、いざ出発!途中、交通量の多い大通りを2本渡るため、大人が声かけをしながら移動しました。
受付を済ませ、頭巾と腰紐を身につけて忍者に変身。迫力ある頭領が登場し、声出しの練習の後、本日の流れを説明しました。その様子の動画へのリンクです。
班に分かれて、忍者の動きを身につける練習をした後、大人のリーダーとともに、指令をもとに福岡城址に繰り出しました。最初恥ずかしがっていた子どもも、この時点ではすっかり忍者になりきっていました。
この日は、新聞記者さんも取材同行されていましたが、途中、インタビューにハキハキと応じていました。
指令書を持っている先輩忍者2名(公民館スタッフが演じました)を探すために、見ず知らずの人にも声かけをしなければなりません。声かけのルールは、まず時刻を尋ねて、時刻を答えたら先輩忍者ではなく、「あそぶ忍者は」と答えたら先輩忍者。その際、子どもたちは「無敵でござる」と返すことが必須というもの。
少雨が降る中、あちこち走り回りながら先輩忍者を探しましたが、なかなか見つからない班ばかり。途中、すれ違う他の班のメンバーと情報交換もしました。
ようやく先輩忍者を見つけ出し、指令書を受け取って、時折木陰に隠れながら、頭領のいる場所へ移動しました。身のこなしも返事も、すっかり忍者そのものでした!
戻りが遅れている班が1つだけありましたが、無事全員集合。各班からふりかえりの発表がありました。その後、チャンバラ大会をしました。 チャンバラの動画へのリンクです。
そして、公民館館長扮する官兵衛がいよいよ登場!! 登場シーンの動画へのリンクです。
官兵衛からは「よくやった!」というねぎらいの言葉とともに、巻物が授けられました。
頭領から「さあ、これから町の者に戻るぞ。決して、忍者であることを人々に明かさないよう!」という掛け声がなされ、終了となりました。帰る道すがらも、返事が「はっ!」という子どももいて微笑ましかったです。
誰もが未経験のプログラムでしたが、子どもたち・公民館・NPOなど、かかわる皆さんの力が合わさってこそ実現できました。
モザイクスの皆さん、たくさんの小道具と人員のご協力をくださり、本当にありがとうございました!