【報告】ヒルノニワヨルノニワ in 平尾①「ハジメマシテナイト~平尾のデリ×星空」(9/7)
平尾公民館 ヒルノニワヨルノニワ in 平尾 , 報告 , 平尾公民館
2014/09/07
平尾公民館では、3回シリーズで、各回とも共働先が入れ替わりながら、若い世代を対象とした企画を行います。(プログラムの詳細のリンク)同公民館のある校区は、単身者も多く住んでいるため、校区に住んでいるうちに、もっと地域の良いところを知っていただきたいという公民館側の願いがあり、1回目=星空観察、2回目=カメラ撮影まちあるきワークショップ、3回目=近隣の日本庭園探訪という企画に至りました。
第1回目は、特定非営利活動法人MYP。(公式サイトへのリンク)
以下は初回のレポートです。
①9/7(日)18時~20 時「ハジメマシテナイト~平尾のデリ×星空」
夕方に少し涼しさも感じられるようになった晩夏、日没前の時間帯から初回をスタートしました。まずは館長によるご挨拶がなされ、その後は、平尾校区内にある老舗のスーパーマーケットの美味しいサンドイッチを片手に、皆さんで自己紹介。
その後、特定非営利活動法人MYPの小野田さんから、星空のお話をお聞きしました。宗像市にある総合文化施設「宗像ユリックス」内のプラネタリウムを企画・運営するNPOで、普段は、プラネタリウムのドーム型の施設において、子どもや大人を対象とした星空に関する番組投影や生解説付のプログラム、出前講座等をされています。
今回はドーム型のスクリーンではありませんが、特殊な投影用ソフトウェアで、四季折々の星と、今の季節に見られる夜空の星々について、丁寧に教えてくださいました。公民館に常設されている平面のスクリーン上ではありましたが、あたかもプラネタリウムであるかように映し出されました。
その後、公民館脇にある屋外スペースに繰り出し、同団体のボランティアやスタッフの皆さんが既にスタンバイしてくださった大きな望遠鏡2台から、多くの星がまたたく夜空を観察しました。この日はちょうど、例年に比べ少し早めの「中秋の名月」の前日ということもあり、好天の下、丸々と輝く月も見ることができました。
「平尾のような街中にあっても、こんなに沢山見れるんですね〜!」と皆さん口々に驚くほど、肉眼でも、多くの星を見ることができました。
用意いただいた望遠鏡の操作に際しては、専門的な技術を要するため、星の解説とあわせて、望遠鏡についても質問が飛び交っていました。月や土星など、良く知っている星を、何度も覗き込んで眺める姿もみられました。
時折、方角を変え、さらにはサーチライトのような強い光を放つ特殊なライトで、上空の星をじかに指し示しながら解説をいただいたりしました。小一時間ほど眺めて、お開きとなりました。
終了後、特定非営利活動法人MYPの皆さんを囲んで、ふりかえりかたがた、茶話会を持ちました。近年まれに見るほどの好天だったようで、幸運でした!同団体は、地域に出向いての活動の機会も複数おありですが、今回は、若い世代の参加者の方々と交流できて楽しかったという声も聞かれました。
輝く月光のもと、幸先の良いスタートを切ることができ、次回のカメラ撮影を交えたまち歩きワークショップに継続参加いただける方も複数おられる様子で、楽しみです!